奈良、京都、神戸をいそがしく周ってきました。すっかり涼しく、というより肌寒ささえ感じる日曜日です。あの炎熱の日々がなつかしく思われます。断崖から落ちるような気候の変化です。
奈良の春日大社からはじめて、高円をめぐった写真です。ずいぶん歩きました。旅のなかで、この日が一番暑かったのですが、その暑さも、もうすっかり秋のそれでした。
(イチイガシの巨木)
以下、春日大社神苑の万葉の花と歌より、
(手に取れば袖さへにほふをみなへしこの白露に散らまく惜しも V10)
(秋さらば移しもせむとわが蒔きし韓藍の花を誰か採みけむ V7)
(神苑の池と樹)
(萩の花尾花葛花なでしこの花女郎花また藤袴朝貌の花 V8 山上憶良)
高円散策、
(志賀直哉旧居百日紅)
(新薬師寺・会津八一歌碑ちかつきてあふきみれともみほとけのみそなはすともあらぬさひしさ)
(白毫寺への道、畑の瓢箪)
(白毫寺への階段)
(白毫寺・高円の野の高み・志貴皇子をしのぶ萩)
「高円の野辺の秋萩いたづらに咲きか散るらむ見る人無しに」笠金村の志貴挽歌の反歌の一首V2
万葉の歌に深く心ひかれた小さな旅でした。
2 件のコメント:
きのうは急きょ諸星君の誘いで八王子に行くことになり「奏」とバッティングしてしまいました。奥様とも披露宴以来の再会でした。
そこでは3人の演奏ユニットと一人の朗読者による日本の昔話の朗読という構成で何だか「ファーム」のことを想い起していました。
その後、石原夫妻とティーノに寄り、石原宅に厄介になり昼過ぎに戻ってまいりました。
来年8月スイスに展覧会のため赴くそうな。
「奈良」・「京都」・「神戸」の「三都」は
充実した旅の様ですね。私も冬の「奈良」に行きたくなりました。ほんとの「納涼」か。
石原さんたちとも会ったのですね。
いい日でしたね。
また会いましょう。
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