まだ時差の感覚がついてまわる。若いときは平気だったのに辛い。娘の多くの友人たちと会う。楽しい。英語は半分も理解できないが、気持ちはすべて分かる。
朝は、近くの広大な公園の、一周30分ほどかかる散策とジョギング用の道を歩く。今日は2週した。娘とそのパートナーは仕事に朝早く出かけてゆく。ここは朝早く、日が暮れるのは遅い。その上、サマータイムが今施行されているから、朝の散歩の時計は7時過ぎだが、ぼくの感覚から言えば(時差を抜いたとしても)午前6時くらいだ。一人での散歩にも慣れた。出会う人すべてが、good morning!と声をかけてくる。最初はわずらわしいと思ったが、素敵な慣習のように今は感じる。(朝の挨拶すらも忘れはてた社会にいたのだった。)
A Coat
by William Butler Yeats
I made my song a coat
Covered with embroideries
Out of old mythologies
From heel to throat;
But the fools caught it,
Wore it in the world’s eyes
As though they'd wrought it.
Song, let them take it.
For there's more enterprise
In walking naked.
(私は歌のために上衣を作った。
この上衣、踵から喉元まで、
古い神話のあれこれから選んだ
刺繍模様に覆われている。
だが、馬鹿どもがそれを盗み、
自分で織り上げた振りをして
世の人々の前で着てみせた。
歌よ、そんなものはやつらにくれろ。
裸で歩くほうが
もっと勇気のいる仕事だぞ。)高松雄一編 対訳イェイツ詩集(岩波文庫より)
持参してきた、上記の詩集の詩をゆっくりと読む。今日読んだ詩のなかで、心に残った詩。
2 件のコメント:
第一声、待っておりました。朝の散歩、いいですね。続報を待つ。
今日(一日 土曜日の朝)、これから娘たちと一緒にジョージア州のサバンナという所まで車で行ってきます。ここはフラナリー オコーナーの生まれた場所で、その記念館に行くのです。また書きます。
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