2009年10月6日火曜日

I t is good news! we will be there for sure.

ブラジルが大好きな友人、アメリカのDouglasに、2016年のオリンピックの開催地がリオに決まったことをお祝いするメールを出したところ、今日その返事が来た。個人的な内容は抜きにして引用すると、"I t is good news! we will be there for sure."と書いてあった。これは、ぼくが絶対二人で、その年には行こうぜ、と書いたことに対しての返信なのだ。僕たちは、まあ、内密な話だが、ブラジルで骨を埋めようというようなことを語ったことがある。いや正確にはそうではない。何回もブラジルに行って、貧民などに対してボランティアでいろんな援助をやったことのあるDouglas によると、ブラジルはアルカディアなのだという、それは、ブラジルであったことはブラジルで封印する、という都合のいいアルカディア観なのだが、それにしてもブラジルのことを 話すDougの眼の輝きが僕には忘れられない。 僕たちにとって、東京でのオリンピックなどというのは選択肢のなかには最初からなかった。こんな意地悪で品性下劣な知事の支配するところなど、それだけでオリンピック委員会というのか、候補地を決定する機関も選ぶのをためらうに決まっている。ここに書きたくもないのだが、東京というより、自分が選ばれなかった(都民の莫大な税金を浪費して)のでというほうが実情に近いが、昔の自民党の総裁選に似たカラクリが候補地決定には働いているなど、あるいは自分ではよく使った手法の身内主義(nepotism)などから敷衍して、候補地を決める委員会のなかに日本の身内を送り込んでおくべきだったとか、本当に情けない下劣なことを反省もなく喋ったのを心底恥ずかしい思いで見た。そしてその次の五輪に向けてはどうかと問われると、都民の意見を斟酌しなければ、などと本当に信じられないほど無責任な意見を述べる、今回に関しては斟酌したのか?自分の人気が危ないとなると、責任を転嫁する。あほらしくてもう書きたくないのでやめる。よくぞ、この男を何期も知事の座に据えてきたことよ!
 
asahi.comによると、

16年の夏季五輪開催地に選ばれたブラジル・リオデジャネイロの招致委員会は5日、東京都の石原慎太郎知事が、ライバル都市のイメージを損なう論評を禁じた国際オリンピック委員会(IOC)の規則に抵触する発言をしたと非難する声明を出した。IOCに正式に抗議するという。

 リオの招致委は朝日新聞の取材に、「4日の記者会見で『裏取引』があったかのように言及した部分だ」と説明した。

 石原知事は4日の会見で、「例えば、ブラジルの大統領が来てですね、聞くところ、かなり思いきった約束をアフリカの(IOC委員の)諸君としたようです。それからサルコジ(仏大統領)がブラジルに行って『フランスの戦闘機を買ってくれるなら(五輪招致で)ブラジルを支持する』とか」などと発言。開催地選考に関しても「目に見えない非常に政治的な動きがあります」と話していた。


本当に馬鹿なやつだ。彼の好きそうな言葉であえて言えば「日本人としての」品性を疑う発言だ。リオの委員会の非難を全面的にぼくは支持する。

リオに2016年に行こう。Dougと一緒に。そして二人でもう帰ることをやめようかしら。

―from left ダグラス、ジョージ(ブラジルからアメリカに働きに来ている)―ダグラスの姉、マリーアン邸で―

 
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