2009年12月15日火曜日

All's Well That Ends Well

今日、山の上の学校では、中学生の試験監督に当たっていたので、行くと英語のリーダーの試験だった。担当の先生がやってきて、リスニングのテープをかけた。聞くともなく聞いていると一カ所だけ聞き取れないところがあった。終わると、その先生が監督のぼくに「よろしくお願いします」と言って教室を出て行ったので、生徒の邪魔にならないように静かに机間巡視の真似をして、彼女たちの答案を覗き、リスニングの内容(それまで調子が悪かったのだが、最後にホームランを打ち、ゲームにも勝ったという話)を思い出すと、 終わりよければすべてよしAll's Well That Ends Well という部分が、正確に聞き取れなかったところだったということが分かったのだった。きちんと書き取りができている子も少なかった。中2にしては難しくはないか?でも授業で一回ぐらいは勉強したのだろう。 シェイクスピアにAll's Well That Ends Well という戯曲があったのを思い出した。子どもたちはこの言葉を覚えるとき、シェイクスピアとその戯曲のことも先生から習ったのかしら。戯曲の方は中学2年生の女の子にはたぶん、いやきっと非常に不適切な内容だから、説明のしようがないだろう。でも興味を持って、その戯曲を読む子もいるかもしれない、そうなれば、その子はそこから何かが始まるのを自分で知ることになるのか、いや難しすぎるか、やっぱり。

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