急激に忙しくなりそうな予感に脅えている。まず山の上、採点を済ますこと。山の東、木曜、金曜と5時間だが、臨時の仕事を依頼される。断れない性分がここでも自分を苦しめることになる。市ヶ谷あたりの原稿にもそろそろ取りかからなければならない。愚息の結婚式、これは楽しみだが、これも控えている。娘とそのパートナーがアメリカからこの式に参列するためにもうすぐやってくる、これも楽しみだが、如上の仕事が順調に行くことが気分の上でもっとも大切である(からして、がんばろうという、自分への励まし。)
日曜日、日本現代詩人会の「日本の詩祭2010」。その第一部の司会を和服姿の美しい新井さんとともにする。これまでのH氏賞受賞者10名の朗読は圧巻だった。われわれの分担である第一部のメインであり、時間通りに終わってほっとした。いろんな方と会うことができた、私の詩の上での精神的な師とでも言うべき、こたきこなみ さんとは二十年余りを経て対面することができた。ほんとうにうれしかった。二次会の飲み会に五十人ほど参加していたのには吃驚した。ここで受賞者の田原氏や高橋睦郞氏などから親しくその話を聴くことができた。高橋さんの強烈な人物批判に驚くとともに感心する。帰りは、これも久しぶりに京都から出てきて二次会にも出席していた河津さんと一緒の電車で、ずっとしゃべりながら帰る。元気でよかった。彼女は国立で降りる。私はやはり相当くたびれた一日であった。
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