Pied Beauty (Gerard Manley Hopkins )
GLORY be to God for dappled things—
For skies of couple-colour as a brinded cow;
For rose-moles all in stipple upon trout that swim;
Fresh-firecoal chestnut-falls; finches’ wings;
Landscape plotted and pieced—fold, fallow, and plough;
And áll trádes, their gear and tackle and trim.
All things counter, original, spare, strange;
Whatever is fickle, freckled (who knows how?)
With swift, slow; sweet, sour; adazzle, dim;
He fathers-forth whose beauty is past change:
Praise him.
斑なものたちを造りたもうた神に栄光あれ。
ふたつの色の日々刻々の空、ぶちの雌牛を、
泳ぐマスの背のぷつぷつのピンクのアザを、
おこしたばかりの火のうえの焼き栗のしわ、
フィンチ・スズメのつばさを、
区切られ、耕された風景―窪み、畑、畠、
そしてすべての生業とその服装と道具と用具を。
また対になったものをみな、奇抜で、余分で、変わったものを、
移り気で、ソバカスのあるすべてのものを(どんなふうに?知るものか)
早くて、遅くて。甘い、酸っぱい。燦めき、あるいはどんよりした。
美が変わるものすべてにとって彼は父だ。
褒めたたえられよ。 (須賀敦子訳)
「古いハスのタネ」(全集第3巻 河出文庫)という須賀敦子のエッセイを読んでいたら、今、興味をもって読んでいるジェラード・マンリー・ホプキンズのことが少し書かれていた。そのついでに紹介されているのが、この「まだらな美しさ」、須賀はこう訳しているが、その詩の訳である。よくわからないところもあるが、須賀の訳をそのまま引用しておく。
でも言われていることはよくわかる。まだらな美こそが素晴らしいということだ。
2 件のコメント:
先週、子どもの日に無事、帰ってきました。プーリア州とシチリア自治州をツアーで巡りました。
ミラノは遠く郊外のマルペンサ空港に往路で立ち寄りました。
昨夏のドイツ旅行で都市部は味気ないなあと感じていたので今回は思いっきりナポリ以南へと足を伸ばした旅でした。
次回の旅は「イタリア人も観光に足を運ぶ」というスペインへの旅行を考えています。
須賀敦子さんのドキュメントを春先にNHK教育TVのETV特集で見ました。
北イタリアにはリヴィエラの海岸線を列車で南仏へ抜け南仏からバルセロナへと至る鉄道の旅をする機会に訪ねたいと思っています。
よかったですね。旅行の話など聴かせて下さい。
そういう夜をもうけないとね。
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