2009年5月28日木曜日

マルティニックから

マルティニックに研究のために赴いた中村君から次のようなメールと写真が届いた。それと彼のblog(OMEROS)もリンクしておいた。これからカリブの強烈な日射しと詩の波を浴びることができる。



ご無沙汰しております。ご心配おかけしましたが、今月14日に無事にマルティニック島に到着しました。到着してから、すでに一週間以上が経過し、現在、島の生活スタイルに少しずつ適応しようとしている最中です。 いまは現地の親友の新居を貸してもらい、菜穂さんと一緒に、快適に暮らしています。ただ、物価はほんとうに高く、ストライキが起こる理由もよく分かります(マルティニックとグアドループでは、高い物価水準にたいする島民の怒りが大規模なデモに発展しました)。トイレットペーパーから住居費にいたるまで、東京の物価水準よりも高いことが多く(昨年秋のユーロ安があってもなお高いです)、その点は大変ですが、自然の豊かさはやはり目を見張るものがあります。 こちらではひとまず研究員として迎え入れてもらえましたが、生活環境の整備に手間取り、研究に本格的に着手するにはもう少し時間がかかりそうです。 ところで、マルティニックやグアドループにもやはり数多くの詩人たちがいます。まだそうした詩人たちに直接会う機会はありませんが、いくつもの詩のアンソロジーが出版されているのを見かけました。機会を見つけて、まだ知られていない詩人たちを紹介できればと思います。 島の写真をお送りします。主都フォール・ド・フランスの町並みを写したものです。 本日は近況報告まで。またご連絡いたします。

中村隆之


 
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2 件のコメント:

岩田英哉 さんのコメント...

マルティニック島、写真の光が断然違いますねえ。わたしもカリブのグランド・ケイモンという島に一泊したことがあります。天国でありました。自然、気候、景観、人間。また、行ってみたい。

ban さんのコメント...

光が本当に違いますね。

中村君の文章はすばらしいです。
OMEROS是非読んでみてください。