―(CNN) 日米間の文化交流で日本に滞在している米ワイオミング大の学者が、鹿児島県の火山島、屋久島の西隣にある口永良部島(くちのえらぶじま)を訪れたまま行方不明となり、捜索活動が続いている。
行方が分からなくなっているのは、ワイオミング大のクレイグ・アーノルド助教(41)。国際文化会館などが共催する「日米芸術家交換プログラム」で、3月から半年間の予定で来日した。詩人としての業績で知られ、世界各地の火山地帯を題材とする散文詩の創作に取り組んでいる。
ワイオミング大によると、アーノルド氏は4月27日に1人で同島の火山を訪れた。日帰りの予定だったが帰らないため、宿泊施設が当局に通報した。
家族の話では、これまでに見つかったのは山に登り始めた足跡だけ。現場には約60人の捜索チームが、ヘリコプターや救助犬とともに出動。米大使館の要請で、沖縄の米空軍基地からもヘリが送り込まれた。
同大の学部責任者によると、アーノルド氏は火山登山の経験が豊富で、「危険な山はガイドと一緒に登っていたが、今回は単独で出かけたようだ」という。―
こういう記事があった。asahi.comの今晩の記事では、「消防などの捜索はすでに打ち切られ、アーノルドさんの家族や鹿児島大の米国人留学生が独自に捜索を続けている」ということだ。
Craig Arnold
Craig Arnold is the author of Shells, a Yale Younger Poets selection chosen by W.S. Merwin. A former winner of the Amy Lowell Travelling Scholarship and the Rome Prize, he was recently awarded a Fulbright to Colombia and a US-Japan Creative Artists Exchange Fellowship. He teaches at the University of Wyoming in Laramie.
ずいぶん有能な人らしい。その詩も少し読んでみた。奇蹟を祈る。
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