2010年9月13日月曜日

Walk Don't Run

山の上から帰ったのが、4時前。今日は、三時間の授業がある日。三年生は昨年の入試問題、ロラン・バルトなどを援用した記号分析の文章で、同志社の問題。表象や記号等という言葉の解説などをやらかす。二時間目は、「こころ」二年生。三時間目は王朝の和歌、二年生の古文。頭はくるくる回るが、なんとか昏倒しないで授業を終えた。
 
 終えて職員室に戻ったらA先生から素晴らしいプレゼント。この夏山形に行ったということで、「錦爛DEWA33 秋あがり 秋季限定品」という純米吟醸の720ml壜を頂戴する。しかも保冷してあるので喫驚した。

 4時20分から妻と歩く、その後いつものように(最近はそうしている)一人でスコシ走る。最後に城趾の池の前で合流する。歩く前に、いつも発泡酒を二缶冷蔵庫に冷やして、その幻影をにんじんのように幻視しながら歩いているわけだが、今日は一缶だけ入れて、プラスA先生から頂戴したお酒の壜を入れた。なんか心が非常に豊かになったような気がし、王侯貴族のような気分で鷹揚に歩いた。今その酒を味わう、その美味なること、老いらくの来むといふなる道、まさに、まがふがに、である。いやこうして老いるのだ、確かに、その美味に溺れて。

 今、Chet Atkinsの "Walk Don't Run'が鳴っているぞ。youtubeから彼を拾って再生リストに入れて最近聴いている。ベンチャーズの"Walk Don't Run'もいいけど。ああ、団塊だなあ。
 

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