2008年4月12日土曜日

石楠花を見た。

散歩の道すがら片倉城址に行くと淡い紅色のシャクナゲの花が咲いていた。

「石楠花は木曾奥谷ににほへどもそのくれなゐを人見つらむか」
という茂吉の歌にある通り、もともとは山間の花で、その昔、よく山に登っていたときに、この花の鮮やかさに、疲れが癒されたことを思い出した。

低地でも、美しいと私は思う。

湯殿川はすこし濁っていたが、上流に行けば行くほど、その濁りが薄くなるのを感じた。セキレイが沈む夕日を追いかけて、鋭角的に飛んでいた。

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